会社・記事・ページの関係を示す
企業サイトの構造化データは、会社、記事、サイト内の位置を、ページにある事実と一致させて記述します。Organization、Article、BreadcrumbListを役割ごとに使い、項目の正確さと公開後の取得を確認します。
- 会社、記事、サイト内の位置を、役割に合う型で記述する。
- 本文・日付・著者・画像と、構造化データを一致させる。
- 検査の合格と、検索での特別表示を分けて考える。
企業サイトで整理する3つの対象
- 01会社
Organizationで公開主体を示す
- 02記事
Articleで著者・内容・日付を示す
- 03位置
BreadcrumbListで経路を示す
本文と構造化データの内容をそろえる
構造化データは、ページにある情報の種類や関係を機械へ伝えるための記述です。会社名、執筆主体、日付、ページの位置などを整理できますが、本文にない実績や条件を追加する場所ではありません。
Googleは、読者に見えない内容をマークアップしないこと、最新で関連する情報を提供することなどを案内しています。先に会社概要や記事の表示を整え、その情報と実装を照合します。
会社・記事・パンくずの役割を分ける
項目を多く埋めること自体を目標にしません。対象の型に関する現行の公式要件を読み、実際に該当する情報を記述します。会社の型も、事業実態に適したものを選びます。
| 型 | 扱う対象 | 確認する項目の例 |
|---|---|---|
| Organization | 会社・組織の情報 | 正式名称、公式URL、ロゴ、実際の公式プロフィール |
| Article | 記事の情報 | 見出し、著者、代表画像、公開日、更新日 |
| BreadcrumbList | サイト内のページ位置 | 順序、表示名、対応するURL |
Organizationは、会社の同一性を確認する
サービスのブランド名と運営会社の正式名称が異なる場合は、本文でも関係を説明します。名前だけを同じにして処理するより、どの主体が提供・運営しているかを確認できる状態にします。
- 会社名と公式URLが、会社概要や他の公開ページと一致するか
- ロゴのURLが取得でき、会社を示す画像になっているか
- sameAsに、自社の公式プロフィールなど実際に対応するURLを使っているか
- 連絡先や住所を記述する場合、最新の公開情報と一致するか
- サイト内の複数ページで、同じ会社について矛盾する情報がないか
Articleは、見出し・著者・日付を照合する
headlineはその記事を表す見出し、authorは実際の著者や執筆組織に合わせます。人と組織を取り違えず、確認できる紹介ページなどへのURLも整理します。架空の著者や未確認の資格を加えません。
datePublishedは初めて公開した日時、dateModifiedは実際に更新した日時として扱います。画面上の日付と一致させ、タイムゾーンを含む形式で記述します。新しく見せるためだけに日付を変える運用は避けましょう。代表画像も、記事の主題を表すものを選びます。
パンくずは、読者がたどる構造に合わせる
「ホーム → コラム → 記事」のように、読者がページを位置づけられる経路を整理します。BreadcrumbListの順序、名前、URLが、表示するパンくずと整合しているかを確認します。
URLの文字列を機械的に分割するだけでは、サイトの分類と合わないことがあります。サービスとコラムをどの階層に置くかなど、情報設計を先に確かめます。
検査と、検索での実際の表示を分ける
検査で問題がないことと、検索の特別表示が出ることは同じではありません。構造化データは内容を正確に伝える土台として扱い、検索表示やAIの引用を確約する施策にはしません。
- 実装時にJSON-LDの構文と、対象の型・項目を確認する
- Googleのリッチリザルトテストで、対応する検索機能の検査結果を見る
- 公開URLをURL検査で確認し、取得や登録を妨げる設定がないか調べる
- テンプレートだけでなく、実際の記事や会社ページの値を照合する
- 情報が変わったとき、本文と構造化データを同じ更新対象にする
QUERYAの実践提案
記事の公開主体と更新日を、表示に合わせる
たとえば、コラムの本文は更新されたのに、構造化データには旧見出しや別の更新日が残っている場面です。
- 見直したい状態
- 記事表示とJSON-LDが別々に管理され、headlineやdateModifiedが一致しない。authorも実際の執筆主体を確認していない。
- 改善の方向
- 見出し、著者、公開・更新日を共通の情報から出力し、実際の公開ページで一致を確認。会社と記事の主体も整理する。
確認を進める3つの手順
表示される事実をそろえる
会社概要と記事で、正式名称、著者、日付、画像を確かめます。
型と項目へ対応させる
Organization、Article、BreadcrumbListの現行仕様と、掲載内容を照合します。
公開ページで検査する
構文、機能別の検査、Googleからの取得と、画面上の内容の一致を確認します。
よくある疑問
推奨項目をすべて埋めるべきですか?
実際に該当する正確な情報を使います。未確認の値を埋めるより、必要な事実を本文とそろえ、対象の型と機能の現行要件を確認することが大切です。
構造化データを入れると、AIに必ず引用されますか?
引用の保証にはなりません。確認できる本文、取得しやすさ、情報の関係を整えるために使い、検索やAIでの実際の表示は別に確認します。
一次情報・公式の参考資料
確認日:。本文で使用した公式資料です。現在の提供条件は、以下の原資料でも確認できます。
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